AI エージェント連携(MCP)v1.4.0(Webアプリも対象)
今回のリリースで、要求仕様(USDM)の ID の採番の動作が変わります。
これまでは、AI エージェントへの指示で要求・仕様を追加・削除・移動するたびに、すべての ID が先頭から振り直されていました。今回からは、既存の要求・仕様の ID は編集をまたいでそのまま保たれます。ID を整えたいときは、次のどちらかの方法で振り直せます。
- AI エージェントに振り直しを頼む(AI エージェント連携のみ): すべての ID を並び順に沿って一度に振り直します
- 編集モードで手で書き換える(Web アプリのみ): 書き換えた ID がそのまま保存されます
ID を保つ動作は、Web アプリのスタジオと AI エージェント連携(MCP)の両方に適用されます。「その他」に挙げた改善も、両方に適用されます。
要求仕様の ID 採番動作の変更点
AI エージェントへの指示で編集したときの動きが変わります。Web アプリの編集モードで手で編集したときの動きは、これまでと変わりません。
| やりたいこと | これまで | v1.4.0 以降 |
|---|---|---|
| 要求・仕様を追加する | すべての ID が先頭から振り直される | 既存の ID はそのまま。追加した要求・仕様には、まだ使われていない ID が割り当てられる |
| 要求・仕様を削除する | 後ろの ID が繰り上がる | 残った要求・仕様の ID はそのまま |
| 要求・仕様を移動する | すべての ID が先頭から振り直される | 移動した要求・仕様も、ほかの要求・仕様も ID はそのまま |
| ID を並び順に整える | できなかった | できる ※AI エージェント連携(MCP)のみ |
Web アプリと AI エージェント連携で利用できる機能の差異
凡例: ○ = 対応、× = 非対応
| できること | Web アプリ | AI エージェント連携(MCP) |
|---|---|---|
| AI エージェントへの指示で編集しても、既存の ID を保つ | ○ | ○ |
| AI エージェントに ID を一度に振り直してもらう | ×(開発中) | ○ |
| 編集モードで ID を手で書き換える | ○ | - |
AI エージェントに振り直しを頼む(AI エージェント連携のみ)
ID を保つようにした結果、編集を重ねると ID の並びが飛び飛びになることがあります。並び順に沿って ID を振り直したいときは、AI エージェントに「要求仕様の ID を振り直して」のように指示してください。すべての要求・仕様の ID が、文書の並び順に沿って一度に振り直されます。振り直しは指示したときだけ行われ、それ以外の編集で ID が変わることはありません。
なお、振り直すと既存の ID も変わります。Excel 出力などで ID を参 照している場合は、振り直したあとに出力し直してください。
振り直したあとの ID は、先頭が RQ の形式に揃います。これまでの ID の付け方は引き継がれません。
- 上位要求:
RQ-01、RQ-02、… - 下位要求:
RQ-01.01、RQ-01.02、… - 仕様:
RQ-01.01.01、RQ-01.01.02、…
たとえば REQ1 や SPEC-10 のように独自の形式で ID を付けている場合も、振り直すと上の形式に置き換わります。独自の形式を使い続けたい場合は、振り直しを指示しないでください。
お客様独自の ID の形式を保ったまま振り直す機能は、現在開発を進めております。ご不便をおかけしますが、今後のアップデートをお待ちください。
Web アプリのスタジオの「編集モード」では、要求仕様を Markdown のテキストとして編集できます。見出しに書かれた ID を書き換えて保存すると、書き換えた ID がそのまま保たれます。この動きはこれまでと変わりません。書き換えたい要求・仕様の ID だけを変えられ、独自の形式でもかまいません。
ただし、同じ ID を複数の要求・仕様に付けることはできません。
同じ ID が複数ある要求仕様の扱い(AI エージェント連携のみ)
これまでは、AI エージェントで編集するたびに ID を位置から振り直していたため、同じ ID が複数の要求・仕様に付いていても、次の編集で別々の ID に振り直されていました。今回から書かれた ID をそのまま保つため、同じ ID が複数の要求・仕様に付いたまま残ります。
ただし、ID を指定して編集を指示したとき、その ID が複数の要求・仕様に付いていると、どれを編集すればよいか決まりません。この場合は何も変更せず、ID が重複していることをお伝えします。ID が重ならないように直してから、指示し直してください。すべての下位要求の仕様をまとめて作成するときは、ID が重複している下位要求だけを飛ばし、残りの仕様を作成します。
その他
- 長い文章を含む要求仕様でも、生成や編集の際に失敗しなくなりました
- 要求仕様を生成したときに、結果の形が崩れることが起きにくくなりました
Web アプリと AI エージェント連携のほかの違いは、Web アプリと MCP の違いをご参照ください。AI エージェントからのご利用方法は、AI エージェント連携をご参照ください。
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